卵の豆知識 数字で見る鶏のおはなし
今日の記事はいつもと違うスタイルで・・。
卵に関することを数字でご説明します。
正直卵を食べるうえであまり参考になるものでありませんが、
豆知識としてご覧ください♪
鶏に関する雑学はこれだ!
採卵養鶏の飼育羽数・・1億4千羽
1億4千羽もいるのに、身近に鶏を見ないのが不思議です。
卵の消費量・・年間330個
世界で2番目に卵を消費しているのは日本です。ちなみに1位はメキシコ!
鶏の品種・・120種類以上
日本は鶏の品種が一番多いです。
小国鶏という鶏から様々な品種が生まれたという説があります。
例:名古屋コーチン オナガドリ 蓑曳鶏 蜀鶏 声良鶏 薩摩鶏 大軍鶏 黒柏鶏 矮鶏
鶏の産卵数・・年間約300個(品種により大きく変動します)
24時間~25時間に1度産卵します。
例えば、今日8時に産んだとすると明日は9時となります。
ですが、16時に産んだから次は17時となるわけでなく、
時間も遅くなるから1日休んでまた8時から産もうかな~となっていきます。
鶏の産卵する時間は14時辺り迄です。
鶏の起源・・紀元前8000年前 (諸説有)
東南アジアに生息するセキショクヤケイという鳥が、
長い年月を掛けて家畜として人と関わりをもつようになり、現在の鶏が生まれました。
初期の頃は食用ではなく、
儀式や祭りごとで鶏を祀ることから始まった後、食用と変わっていきました。
日本で卵を食べるようになった時期・・江戸時代(1605年~)
この時代 卵の値段はなんと1個500円だったそうです。
まだまだ希少で庶民には手の届かない高級品でした。
昭和30年ごろから卵の大量生産化が始まった後から
誰でも手に入る食品となっていきました。
鶏がいない国・・2か国(バチカン市国・南極大陸)
バチカン市国は、国の面積が少ないので飼う場所が少ないため
南極大陸は、 ペンギンをウイルスから守るために持込みが禁じられてる
鶏の寿命・・最長10年
庭先で飼育している鶏は5年から10年程生きます。
我々養鶏農家の場合は、
年が経つにつれて卵の産卵数がどうしても落ちてしまいますので、
2年~3年でお肉にします。
鶏の飛翔能力・・2m~3m
鶏って飛べないと思っていませんか?
実は意外と飛べるんです。笑
私の鶏舎は高さが2m程ですが、軽々と飛んで登ります。
鶏の可視原色・・4原色
人は3原色(赤・青・緑)ですが、
鶏はさらに紫外色が見えるそうです。
鶏の見る世界は私たちが見る景色よりも
もっともっと複雑な色が見ているのでしょうね。
鶏の鳴き声の種類・・200種類
コケコッコーだけではありません。
大きく鳴くのは雄鶏だけです。
雌鶏が大きく鳴く時は卵を産んだ後か悲鳴です。
良く聞いてみると本当に鳴き方が違うのが分かります。
勿論、意味は分かりませんが・・。
平均睡眠時間・・8時間
朝日が昇り始めると雄鶏が鳴き出し、
日が落ち始めると止まり木に登ります。
暗くなる前は止まり木の高い場所の争奪戦が始まります。
(上に行けば行くほど安全という本能が働くのでしょう)
平均体重・・2kg前後
採卵養鶏で使用する品種+平飼いの場合、
180日~250日で2kg前後まで達します。
ブロイラー(市販のお肉)の場合、
7週間で2.5kg前後まで成長します。
ちなみに普通に育てると7週間の時点で、
500gグラム程~1kgしかありません。
卵が孵る日数・・21日目
その間雌鶏はお腹の下でじーっと温めます。
1日数回卵をひっくり返します。
(中の胚が卵の膜に引っ掛かてしまうからと言われています。)
平均体温・・40度~42度
これだけ高い理由として
・卵を孵化させるため
・ヒナを育てるために
といった事が挙げられます。
冬の寒さには強いのですが、夏の暑さは大の苦手です。
以上、
素晴らしく日常に必要のない豆知識でした。
最近は販路を広げるためにあちこち動き回っているので、
中々ブログが更新出来ません・・。
もっともっと伝えたいことがありますので、
ゆっくりと少しずつお話ができればと思います。
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