卵アレルギーの本当の正体

卵の話

卵アレルギーは飼料や育てる環境にも大きく影響していると私は思いっています。

あくまでも私の考えであり、科学的な根拠はありません。一意見としてお聞きください。
子育てをされている方々なら気になるアレルギー問題ですが、
養鶏農家としての意見を少し話していきたいと思います。
繰り返しますが、私の考えであり必ず合っているとは限りません。
ですが、卵のアレルギーに関しては少し考えるべき問題があると思い、
今回記事を書いております。

子育て中のご家族やアレルギーを気にされている方はこの記事を見ると、
食べ物が安価・大量に流通している理由が分かると思います。

よく平飼い卵はアレルギーが出ないという風に言われますが、
正確に言えば、飼育環境と飼料によって大きく左右されると考えられます。

卵は大前提として、ひよこが生まれてくるものです。
母体の養分を吸収するため、摂取した物に大きく影響を受けます。

その中で一番関わってくるのが飼料です。
多くの養鶏場では、生産効率を高めるために飼料の中に添加剤(ホルモン剤)を多く添加しています。
また飼料単価を下げるために低単価な飼料を使用します。

その次に関わるのが飼育環境です。
ケージ飼いや密度の高い平飼いを行うと鶏のストレスや免疫力が少ないので、すぐに病気になってしまいます。したがって、抗生物質等の薬剤が必須です。

この二つの要因を摂取していくと母体の中で生物凝縮が起きます。
この生物凝縮が卵になってさらに凝縮されていきます。
その結果直接人間が摂取せずとも、体内に間接的に摂取することとなり、
卵アレルギーとなって表れてしまいます。

平飼いでアレルギーが出にくいと言われるのは、
平飼い養鶏で薬剤を投与するケースが少ない且飼料に拘る人が多いからだと推測されます。

特に私は自分の子どもが卵アレルギーだったので、自分で作る卵はなるべくそういった要因をなくす努力をしています。具体的な方法として、使用する飼料の生産方法や農薬の有無の確認、保存料が大量に使用されている魚粉等の使用を極力使用しない等です。

度も言いますが、これは私の推測であって科学的な根拠はありません。
私の卵を食べてアレルギーが出る方もやはりいらっしゃいます。

ですが、こういった疑いが出るほど現在の養鶏事情としては、鶏へ薬剤の投入を大量に行っております。

私がここで言いたいのは、こういった食品は卵以外でも多く存在しており、
普段食べている食品の現状を少し知ることが大事だと考えます。

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