HPを閲覧いただき、ありがとうございます!
当サイトは一昨年(2018年)に脱サラし、福岡県うきは市というところで
平飼い養鶏農家に新規就農した男の日々の生活・鶏・食事などなど・・
卵を購入いただく方、あるいはこれから購入しようと考えている方に
生産者がどのような人間なのかを知っていただければと思い、サイトを作りました。
まだまだサイト自体も寂しいですが、これから少しずつ改良していこうと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
まずは一発目は自己紹介です!
名前:森 智寛(もり ともひろ)
年齢:29歳
出身地:長崎県長崎市
前職:求人広告の営業
養鶏農家になるきっかけを以前インタビューいただいた方向けに書いたものがありますので、ここに記載します。
会社に勤めていたときからなんとなく起業したいと考えていた。(人材会社に在籍したためか会社ってなんだろうとよく考えたこともあり、会社に所属することがあまり好きではなかった)とはいえ、仕事自体はとても楽しく、会社に一番大事な人材という商材を扱うことができ、経営者や幹部の方と対等に話せることがやりがいに感じていたし、一緒に考えた採用戦略のおかげで新卒の方が入社していただいたときは自分の会社に新人が来ることよりも嬉しかった。起業したいと頭の中ではあったものの、さて何をするか・・。という状況の中で当初は採用の手伝い自体はとても好きだったので、採用系コンサルタントでもしようかなと思っていた。取引先の社長にもコンサルタントで起業しようかと相談したりもしたが、日本におけるコンサルタントは特に曖昧でとても難しい領域であり、起業したとしても少しの間は当時のクライアントがそのままコンサルタントをしてほしいという相談もあったため、起業することは可能だと思ったが、その後のクライアントをさらに増やすことは困難で、やはりコンサルタント業もまだ少し先かと感じていた。
そんな中、ある日東京出張から帰ってきて、家族と食事をしていると突如体がフラフラしはじめ、立っていられなくなった。自分はもう死ぬんだなぁ・・。家族ともっと一緒にいたかった、子どもと遊ぶ時間をもっと作れば良かったと思いながら救急車で運ばれた。幸い死ぬこともなく、特に原因があるわけではなく、日頃の過労からくるものだったようで、その時から自分の気持ちが変わった。
ある会社の経営者が掲載ページのインタビューをしている中で、『人間は死ぬときにもっと仕事がしたかったといって死ぬ人はいない、もっと家族との時間が欲しかった。趣味の時間がもっと欲しかったといって死ぬ人がほとんどで、自分の会社に入社してくる人は後者の人は絶対出さないという信念で会社経営をしている』と語った人がいた。まさに同じことを考えた。家族ともっといたいと思った。その日から自分は家族との時間をもっと増やし、妻と一緒のことをしながら生きていこうと決意した。
その気持ちが強まり、何をするかは決めなくとも起業する準備を進めた。
軸は①家族との時間を作ることが出来る ②妻と同じ仕事が出来るであった。
倒れてから以降、子どもとの向き合い方が変わる中でふと思うことがあった。
子どもが普段食べている食べ物ってどうやって作られるのか?体にどう影響していくか?調べれば調べる程、怖くなった覚えがある。添加物、薬品等。普段食べている食べ物が会社の利益のためにどんどん薬に頼ることを。どうにか無添加や無農薬と謳っている食品を見つけるものの、これまた本当に無添加なのか無農薬なのか不安になることが多々あった。自分で作ることが出来れば、こんなに疑うこともないのになぁといつも考えていた。
そして、起業のきっかけは突如現れた。
ある子育て世代に向けたサービスを展開している取引先に伺ったときに、会社の社長さんから『将来何したいの?』と質問され、ふと『起業したいと思ってるんですけね~』と軽く答えたあと、社長さんからさらに『へぇ~どんなので?』と言われ、『う~ん、鶏肉が好きだから養鶏とかですかね~と』これまた軽く答えた。その時は、そこまで深く考えておらず答えたのだが、社長さんは『本当!?うち養鶏したいと思っとるったんよ!!一緒にしない??』と言われ事態は急展開した。
最初は、非現実的すぎて断ろうと思ったが、養鶏も悪くないし調べてみて断ろうと考えていた。
その後、養鶏について調べていくうちに平飼い養鶏という飼育方法で、自然に近い形で育てられたニワトリの卵・肉はもちろんのこと、その健康な鶏の鶏糞を使って無農薬で野菜を作ることができ、その野菜をまた鶏や人が食べるという自然の農業循環が出来ることが分かった。まさに自分に合っていると確信した。
以上ここまで
改めて見てみると臭い。笑
ざっくりですが、私の養鶏農業への道のりはここから始まりました。
サラリーマン時代
次回は養鶏農家になるまでの道のりを簡単にまとめてみようと思います。
それでは。
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